キャリアコンサルティング技法インストラクター（育児女性）に認定されました

こんにちは、中藤美智子です。

この土日はキャリアコンサルティング協議会主催の「キャリアコンサルティング技法の使い方セミナー～育児女性コース～」のインストラクター養成研修に参加してきました。

2日間の研修を経て「キャリアコンサルティング技法インストラクター（育児女性）」としてキャリアコンサルティング協議会より無事認定されました。研修はハードでした〜。

「技法」って言うとなんぞや？となるかもしれませんが、ツール（道具）やワークシートと言うとイメージしやすいでしょうか。

主に育児中の女性が、育児と仕事の両立に悩んだり、不安や葛藤を抱えたりなど各々のお悩みなどにそって4つのツールを活用して面談していくものです。

ツールは、「育児女性相談者への質問例」「自己棚卸しシート」

「キャリア＆子育て分析シート」「私のキャリアと子供の成長」です。

たとえば「自己棚卸しシート」は、仕事だけではなく仕事以外、例えば育児や地域活動などの経験を振り返り、そこから得たこと、成長したことを整理していきます。

成長の機会は仕事だけではなく、育児でもたくさんの力がついてきていてそれを仕事にも活かすことができるんです。

例えば、育児を通して「段取り力が身についた」とか「成長を見守る力が身についた」とか

「先を見通して動く力が身についた」などです。

「仕事を離れているから何もやっていない」のではなく「育児などからも力を身につけてきている」ことに気づいていき育児休暇からの復帰や再就職の際の自信につなげていきます。

「私のキャリアと子供の成長」は、育児と仕事にいっぱいいっぱいで、この状態がこの先もずっと続くのではと思いこみ、長い目で自分のキャリアを考えることができなくなってしまっている方と面談する際に活用できるツールです。

子供の成長に合わせて、負担感や時間の使い方って変わっていくものですが自分の年齢にそった子供の成長を見える化していき、どのくらいの時期なら育児の手が少し離れそうなのか、その時にどうなっていたいのか、それに向けて今から何を準備していくのか、などを整理して、目の前の状況からだけではなく長期的な視点から生き方、働き方を選択できるようにしていただけるようにしていきます。

目の前の状況からだけで判断すると、後々「本当は○○したかったのに〜」って後悔してしまうこともあるかもしれません。

自分ひとりでは、目の前のことしか見えなくなってしまったり、様々な情報に左右されてしまったり、人と比較してしまい焦ったりすることもあるかと思います。

客観的にキャリアカウンセラーがお話を伺い、相談者の方のお考えを整理して

いくことで、新たな視点で自分のことを知れたり、深く理解することできますす。

このツールは育児中の女性だけではなく、様々なライフイベントをむかえる女性にとって

活用できるものです。

今後のご自身の育児と仕事のバランスを考えたい方、自分のキャリアをどう歩んでいくか

悩んでいる方などぜひご相談くださいね。

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